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![]() アートディレクター・エッセイ アートディレクターとは何か? 学校で講師をやってみて Web Site制作の仕事の流れ インターネットが使えなかった大変な1日 ブランド・アイデンティティーとは何か?(ブランド戦略) 手間ヒマかけずに儲かるネット通販マニュアル はじめに 実際にネット通販で儲かっているサイトはあるのか? 高価な物でも売れる事実と安い物でも売れない事実 1. マーケティング理論 2. AIDMAの法則(アイドマの法則/AIDMAモデル) 3. デザイン、イメージ戦略 4. 実際のところどうであるか MdNから発売の書籍『2005年版WEB制作会社総覧』231ページで当社が紹介されました♪ |
「ブランド・アイデンティティー(Brand Identity)」という言葉は、経済学、広告・デザイン、企業経営などに関わっている方以外、あまり普段耳にしない言葉ではありますがあらゆる企業活動においてとても関わりの強いものであります。 ブランドとは、製品だけではなく企業、店(Shop)など様々なものにあてはまり、語源はラテン語の「Burned」であると言われています。決して高級ファッション・ブランド(ベルサーチ、アルマーニ、エルメス、グッチなど)だけのことを指しているわけではありません。 ブランドは、人間の消費行動においてその価値やイメージを意識的、無意識的に人々へ与える大きな影響力を持っていると言われています。そして、一般的には名前(商標、銘柄、社名、商品名)、シンボル&ロゴマーク、デザインなどの組み合わせによって得られるものの信頼性や安全性などの価値が与えうるイメージと定義されています。 アイデンティティー(同一性)とは、自分自身だけしかないものとか個だけの性質であり、簡単に言えば個性のことです(自己同一性、自身同一性)。それに「・・・らしさ」や「ポリシー」もこれにあたります。 企業にとってブランド・アイデンティティーとは、ブランドが打ち出したいコンセプトを明確に表現したもので、ブランドに象徴させたいもののことであります。 ブランド・アイデンティティーを確立するためには分析的アプローチが必要で、先ず自己分析が重要です。顧客(カスタマー)、競争企業、事業戦略などを分析した上で十分理解しなければなりません。そしてブランド・アイデンティティーを効果的なものにするには、顧客と共鳴し、競争戦略(競争企業とのブランドの差別化)を踏まえた上で事業戦略を立てなければなりません。昔から「お客様は神様です」と言われているようにブランドの価値を最終的に決めるのは顧客ですからブランド構築において顧客の動機についての関わりはとても重要になります。 現代の物が溢れる時代において、ブランドの重要性に対する各企業の意識は近年、ますます強まっていく傾向にあり、ブランドがマーケティング戦略の概念としての役割を果たすことも理由のひとつです。 そして、顧客に対し意味や価値を与え、満足の度合いや質を高めることで、よりいっそうのブランド価値が上がることにも繋がります。 現代の消費者動向は、物的消費がほとんどだった時代から意味消費(ブランドイメージやステータスなどを楽しむ)のウェイトが高くなりつつある時代へ変化しています。そこで最近「ブランド・エクイティ(ブランド資産)」が注目されています。すなわち、ブランドの持つ価値を資産として、具体的に数値で資産評価しようとする考えなのです。 ブランド・アイデンティティー戦略(ブランド戦略)は、これからの時代で企業が生き残り存続していく上で重要視されています。ブランド戦略が長期的な競争優位の源泉を生み出すだけではではなく、収益のアップ、株価への影響を及ぼすことは実証されています。まだ事業戦略にブランド戦略を入れていない企業は、今こそブランド戦略を取り入れてみましょう。新しい指針となるはずです。 ●メモ: ブランド・アイデンティティーの中に含まれる事項で下記のものもあります。 CI(コーポレート・アイデンティティー):企業的変革 CIの内容として以下の3つがあります。 VI(ビジュアル・アイデンティティー):視覚的変革 MI(マインド・アイデンティティー):思考的変革 BI(ビヘイビア・アイデンティティー):行動的変革 ![]() |
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